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ミレイを見に行ったのは初めてだったので、
間近で絵を見てびっくり。

デッサン力のすごいこと・・・

細かいところまで、緻密に描写されていて、
驚きました。

一番有名な『オフィーリア』、警備員が
絵の横に立ってました。

シャガール展では、『ユダヤ劇場』の所に
も警備員はいなくて、大丈夫なのかな~?
って思ったくらいですが、ミレイ展は、
監視の人も多かったですね。
それが普通と思いますけど。

『オフィーリア』は、先に解説を読んで
いたので、いろいろ注意しながら見る
ことが出来てよかったかなぁ。

背景の草花に色々な意味が
あるんですね。

ひなぎくは、無垢、ケシの花は、死、
スミレは、誠実・清潔・・・


明るく美しい色彩で書かれてる絵がほとんど
でしたが、これは裕福な家庭環境が影響
してるんじゃないかと、勝手に思ってます。(^_^;)

肖像画もたくさんあったのですが、
ちょっと苦手だったので、省略します。

ミレイの絵で、一番好きだったのは、会場の
最後に展示されてた、『スコットランドの風景』
のコーナーでした。

・『吹きすさぶ風に立ちはだかる力の塔』
・『露にぬれたハリエニシダ』
・『月、まさにのぼりぬ、されどいまだ夜ならず』

この3点は最高でしたっ。抽象的で、幻想的な
感じだったからだと思うけど。

ミレイってあんまり好きじゃないなぁと思ってた
んですが、やっぱり見に行ってよかった。

本物の絵を間近で見るのって、いいですねぇ。
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昨日、早起きして、北九州市立美術館へ行ってきました。

開館前に到着したんだけど、駐車場もそこそこ
埋まってて、玄関前に少し列もできてた。

昼前、美術館を出る頃には、相当の混雑
だったので、早く出かけて正解。



ミレイは、ミレーと書かれることもあって、
『落穂拾い』で有名な、ジャン=フランソワ・ミレー
と間違われることがあるけれど、別人です。

今回の目的は、『P.R.B.』の署名を探す!
だったので、絵に顔を近づけて見てきました。
1作品だけ、この署名があったかなぁ。

もう一度確認しようと思って、戻って
見たんだけど、すでに混雑してて、
見つけることができませんでした。

『P.R.B.』 ラファエル前派兄弟団って意味
なんですが、この署名が使われだしたとき、
人々にはなんの意味かわからなかった
んですよね。

ところが、2年くらいして、この意味がマスコミに
バレちゃいまして、すさまじい批判を受けることに
なるんです。

『ラファエル以前の時代へ戻れ』って意味
なので、時代に逆行するようなことするな
ってことだったんでしょうねぇ。

まあ、ほとんど秘密結社的な集団
だったってこともあるんでしょうけど。

『P.R.B』は、ロイヤル・アカデミーの学生7人が
学校の方針に反旗を翻して結成された訳
ですが、晩年、ミレイはそのロイヤル・アカデミー
の会長になるんですね。
それで、ともに『P.R.B.』を立ち上げた画家の
ハント(ミレイの生涯の友)にこう言われました。

Millais-nium of Art has come from PRB to PRA

『ミレイが芸術の千年紀を作り出したP.R.Bから、
P.R.A.へ』

Jan Marsh『Insights The Pre-raphaelite Circle』より

Millais-nium 千年紀とミレイ-ニアムをかけたのかな?

P.R.B ラファエル前派兄弟団
P.R.A ロイヤル・アカデミー会長

さらに、ミレイは”サー Sir”の称号も与えられた
ので、晩年の作品には、

Sⅰr J.E Millais P.R.A

と額に書いてあるやつがあるんですねぇ。

Part 2 につづく!
でも、今日は疲れたので、明日更新しま~す。
日曜日、北九州市立美術館へ行ってきた。

近代絵画に見る自然と人間 がテーマに

なってて、農耕と農民、そして畑の風景

の絵が中心に構成されてた。

クリックで 464 x 640 サイズ表示





やっぱり目当ては、ミレーの「落穂拾い(夏)」!

これは、山梨県立美術館の所蔵分みたいです。

背景の、藁を積んでるところがアップで

書かれてるやつ。


ミレーは、写実主義でよかったかな?

日本人による「落穂拾い」の模写が

比較出来るように展示してあったのも

良かった。

ミレーの落穂拾い、エッチングの作品

があるってのも初めて知ったかな。

「種まく人」が展示されてなかったのは残念。

せっかく山梨にあるんだし・・・

この絵も好きなんだけどな。

他には、「積みわら」の絵がいろいろ紹介

されてて、面白かったですね。

他に好きだったのは、ピサロ、モネ、

セザンヌの作品かなぁ。

やっぱり、印象派が好きだなぁ、俺。

音楽もそうだけど・・・

日本人画家の作品も多く展示されてた

んだけど、黒田清輝くらいしかわからなかった。

会場の出口付近に、ダリが挿絵をした

「マルドロールの歌」から4作品展示されていて、

これは食い入る様に見てしまった。

やっぱり、ダリはすごい・・・

ダリといえば、チュッパチャプスの包装紙の

ロゴをデザインをしてるんですよねぇ。


てことで、絵を見に行ったのは、

昨春に九州国立博物館で開催された

『若冲と江戸絵画』展以来だったかな。

次は、福岡市博物館で3月下旬から始まる、

失われた文明 「インカ・マヤ・アステカ」展

に行きたいっすね。
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