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遅くなりましたが、1月に北九州芸術
劇場で行われた、山海塾の公演を見に
行ってきました。

この作品は以前書いたように、過去の
7作品をリクリエイション。

8つの場面に再構成して上演されました。
この公演が日本初演ですが、舞台装置は
「しじま」のものを使っているということ
で、この構成で上演するのはここだけと
いう貴重なものです。

前半は、しじま→とき→金柑少年→ひびき・・・
と、圧倒される美しさと動きで魅了され
ました。

前半に比べると、後半は静かな感じでした
が、過去の作品のアレンジを見ることが
出来て、大変良かったと思います。

私の感想としては、やはり前半がとても
良かったと思います。後半は若干間延び
したかなぁと言う印象です。

今回、天児さんと蝉丸さんは出演しません
でしたが、新人の若い舞踏手が出演して
いまして、これからが楽しみです。

まあしかし、天児&蝉丸さんの存在感と
いうのは圧倒的でして・・・

やはり、なにか物足りないというか、
そんな感じが・・・

会場でも、やはりそのような声がちらほら
と。

来年、1月に新作がまた北九州で上演
されるらしいということで、これも
また期待したいところです。

ちなみに、吉川洋一郎さんが客席でビデオ
を撮られてまして、声をおかけしようかなぁ
と思いましたが、上演前でしたので遠慮
しました。

私、密かに吉川さんのファンでもあるんです。
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「あわせ鏡のはざまで-うつし」

今月、北九州芸術劇場で行われる
山海塾の公演です。

このところずっと、北九州でJapan Premier
が続いています。

この作品は、過去7作品のリクリエイション
だそうですが、もともとフランスの野外劇場
からのオファーで、野外作品として発表され
たものだそうです。

それを室内用に作り直しての北九州公演。
記者懇談会の天児さんのインタビューを
抜粋しますが・・・

『舞台美術を用いることにより、この「うつし」
は北九州でしか見ることが出来ません。』

初演だけではなく、北九州でしか見られない
とは!!

何度も書いていますが、北九州に住んでいて
良かったと思う瞬間ですね (笑)


今回は、天児さんと蝉丸さんが出演しない
ようですが、若手の舞踏手の方が参加され
ているということで、こちらも楽しみです。
山海塾の新作、「二つの流れ~ から・み」
の公演に行ってきました。



今作も非常にすばらしいものでした。


白い身体と白い衣装、それに赤と青が使われた
アクリル板。

黒い床に砂。

シンプルですが、本当にすべてが美しい・・・

日本初演を北九州で見ることが出来るということ
も、とても幸せなことだと思います。

去年10月に北九州芸術劇場で行なわれた、
記者会見で、天児牛大さんはこんなことを言われて
ました。(以下、会見内容の抜粋)


『今回も場面は7つです。物語性があるわけ
ではなくて、詩のような構成ですので、
観客のみなさんが、それぞれの生活をバック
グラウンドにして、いろいろなことを想起して
もらえれば、あるいはそのきっかけになれば、
と思っています。』

『作品を観る前の準備は基本的にいらない、
と思っています。

ただ突き放しているわけではなくて、理解
しなければいけない物語や説明があるわけ
ではないので、理解することよりも、
舞台の上で踊り手が身体を使って表している
世界を、自分がどう受け止められるのか、
そのきっかけとして捉えてもらえればと
思います。

私自身、何かを見る時に、そういう見方を
したいんです。

例えば美術館で絵を観る時も、一つ一つの絵
について、意図や制作方法について細かく
書いてあるわけではないですよね。

それでもふと、ある絵が気になってその前で
留まるようなことがあります。なぜその絵が
気になるのか、その絵のどこが気になっている
のかははっきりとは分からなかったり、その時
は気になっても、翌日には忘れてしまったり、
逆に何の気なしに見た絵がいつまでも記憶に
残ったり…

そういう、いわば対話が、映画や舞台や音楽と
向き合うことであったりするんじゃないかと
思うんです。』


私もこの考え方に非常に共感を覚えます。
目の前にある何かを素直に感じる!
見たまま、思うまま・・・

本当にこれでいいと思うんですよね。
少なくとも私はそう思う。

私が山海塾に惹かれる理由は、そのへんにある
のかも知れません。



東京公演を見に行かれる方、本当にすばらしい
作品ですので、楽しみにされてくださいね。

先日、パンフレットとステージ通信を
貰うために、北九州芸術劇場まで行って
来ました。

わざわざ行くなんて好きだねぇと思ってる
方・・・

その通りなんです。好きなんです。



ステージ通信には、天児さんのインタビュー
がのってます。

今回は、前作のマクロに対してミクロなんだ
そうです。

山海塾の新作、『KARA・MI』
日本語では 『二つの流れ-から・み』

北九州は、Japan Premier です。
近くに住んでて良かったと思う瞬間ですね。



来月のチケット予約を忘れないようにしないと
いけません。

また良い席が取れるといいですけど。
ここ数年間、密かに抱いていた願いが
ようやく叶いました。

先日ブログに書いた”日曜日のこと”です。

他人から見れば、たいした事ないんで
しょうけどね~。

本当にうれしかったです。

日本で5年ぶりの公演、北九州ではたぶん
初めての公演だと思いますが・・・

これです!!



チケット発売日から2ヶ月半!
どれだけ長かったことか。

去年、山海塾の公演を3回見たんですが、
実は、その時のアンケートすべてに

「来年は北九州で「卵熱」をお願いします。」

って書いたんですよね~。

その思いが通じたのかどうなのかはわかりません
が、実現しました!

開演前から、心臓はバクバクしてました。
真っ暗で、静寂に包まれていた状態がしばらく
続いた後、スポットライトに照らされた天児さん
が舞台に登場した時・・・

なんとも表現出来ない感情がこみ上げてきて、
もうすでに、両目は涙でウルウルでした。

この作品は、山海塾の作品の中で唯一DVDで
売られている作品です。
何度もDVDは見たんですが、やはり生で見る
感動は全然違いますね。

舞踏手の息遣い、摺り足の音、水と砂が舞台に
落ちる音・・・

この臨場感は、生ならでのものですよね。

90分の上演時間があっと言う間に過ぎて
しまいました。

本当にすばらしかった。

公演からもう2日経ちますが、まだ余韻から
抜け切ってないです (笑)

どこかで、天児さんのインタビュー記事を
見たのですが、

”今回が終わると、しばらく「卵熱」の公演は
ないかもしれません。”
※12月には東京公演があります。

とのこと! 

今回の公演を見ることが出来て、良かったです。
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