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visible lightとinvisible light

不思議だけれど、身近なもの。



見えない世界



false color




Pentax K-7 + FA50mm&FA35mm&SIGMA 70-300mm
Kenko R72
SILKYPIX + GIMP2
六本木ヒルズ、森美術館で

「イ・ブル展:私からあなたへ、私たちだけに」

を見てきました。

韓国の女性現代アーティストの方です。
作家としての活動は20年以上あるそうですが、
初めての大規模個展ということで、初期の作品
から、最新作まで・・・

なかなか斬新な作品が多かったです。

公式サイトのPVをリンクしましたので、
これを見ていただければどんな感じか想像
出来ると思います。




美術館に入ってすぐのところ、「モンスター」
という作品が襲いかかってきます。

一瞬で、異世界に引き込まれたというか、
そんな感じがしました。

植物の根のようで、またブヨブヨとした触手を
持った得体の知れない生物のような・・・

そして、「サイボーグ」シリーズ。
日本のアニメから飛び出してきたような、
エヴァンゲリオンとかそっち系だと思いますが、
サイボーグ少女のトルソー・・・

これもインパクトがありました。

イ・ブルのスタジオを再現したスペースには
たくさんの試作やドローイング、スケッチ。

展覧会の最後に登場する、

「秘密を共有するもの」

の「犬」を素材を変えてたくさん試作してた
のが、印象に残りました。

材料が変わると、全く雰囲気が変わります。
でも、やっぱり同じ格好をした「犬」
なんですよね。

他には、人間と金属が融合したような
作品など。

とても見ごたえのある作品でばかりで、
新鮮でした。


ネットニュースの記事で取り上げられていて
気づいたのですが・・・

全面鏡張りの部屋があるんですよね。

上の動画の後ろの方にも出てきますが。。。

作品を見てるときは全然きづきませんで
したが、記事のタイトルに

”スカートの女性は要注意”と・・・


ああ~、なるほど。 床全部が鏡になってます
からねぇ。

まあ、作品に夢中になってますので、男も普通
は気づかないかと。 記事で紹介されちゃって
ますので、これから行く女性の方は気をつけて
くださいね。

下記は、イ・ブル インタビュー




というわけで、イ・ブル展。
すごく新鮮でした。

機会があれば、ぜひ行かれることをおすすめ
します。

イ・ブル展 作品(公式)

イ・ブル展 exciteイズム リンク
東京国立近代美術館で行われている、
ジャクソン・ポロック展に行ってきました。



アメリカを代表する、モダンアートの画家で、
日本で展覧会があることが奇跡と言われて
います。



ポロックは、ピカソ影響を非常に強く受けて
いる画家でして、初期の作品はキュビズム
そのまま!! という作品もありました。
また、ネイティブアメリカンの影響もかなり
受けているようです。



会場に入ってすぐに、自画像とWomanという
作品と会うわけですが・・・

とても暗くて、不安を感じさせる、なんとも
不気味な印象でした。

先ほど、キュビズムの影響と言いましたが、
スペインのジョアン・ミロの影響もかなり
強かったみたいです。 作品の中にまるで
ミロの世界が広がっているものもありましたね。

あるいは、岡本太郎に近いと思う作品も。
まあ、岡本太郎自身が、ピカソに強く影響された
画家ですので、自然な流れと言えばそうなの
かもしれません。

ポロックはその後、ポーリング、アクション
ペインティングという独自の手法を用いた絵を
作り上げて行きます。



抽象画なので、何をどうだというより・・・
やはり見たままを感じることが良いですよね。

まあそれぞれの作品には、キャプションが
ついている訳ですが、個人的には読まなくても
いいかなと。

大体、これは絵なのか??? という作品が
いくつもありますしねぇ。

””これは絵なのだろうか・・・。””



これはポロック自身の言葉です。

まあ、そういうことなのでしょう。

それにしても、ポロックの作品が発する
エネルギーは強烈で、去年の岡本太郎展と
同じくらい体力を使いました。

いやしかし、好きですね。
機会があればまた見たいです。

この展覧会、アメリカ大使館とイラン大使館
の協力があって実現したんだそうですね。

この2国、最近仲が良くなさそうですが・・・
本当に、無駄な争いはやめましょうよ、ね。

そう願わずにはいられません。
正月、久々に、バレエ「牧神の午後」
を見ました。

ダンサーは、ボレロでもおなじみの
後藤晴雄、上野水香。

後藤晴雄のパーン、良いですねぇ。
男から見ても、セクシーでカッコイイ
です。


振付はもちろん、ニジンスキーです。
1912年当時、それは観客はびっくりした
でしょうねぇ。

古典バレエ様式を否定するは、露骨な表現
はあるはで・・・

でも、今見ても非常に美しい舞台です。
ダンサーと舞台すべてがまるで絵画のよう
なんですよね。

ふと、バレエ「牧神の午後」パリ・オペラ座
公演の録画があることを思いだし・・・
(バレエ・リュス100周年のやつだったような
気がします。)

引っ張り出して見てしまいました。

私には非常に魅力的な作品なのですが、
受け付けないという人が、私の周りにも
結構いるのも事実なんですよねぇ。

同じ、ニジンスキー振付の「春の祭典」にも
言えることなんでしょうけど。

ちなみに私はよく「ベジャール振付の春の祭典
もいいよね?」って周囲に聞くのですが・・・

大抵こちらの反応も芳しくありませんね。

山海塾しかり・・・

ニジンスキーと山海塾、モダンバレエと舞踏
ですが、繋がってますね、きっと。
そう思います。

そう言えば、山海塾の天児牛大さんが、
2011年、秋の紫綬褒章を受章されましたね。

1月末の公演を楽しみです。
今回は、天児さんと蝉丸さんは舞台に立たない
ようですが・・・

ボレロで思い出しましたが、去年のシルヴィ・
ギエムの公演、無理しても行っておくべき
でした。 去年一番の不覚はこれですね。
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