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読み終わりました。

どこの家庭にでも起こりうるであろう、
様々な問題を織り交ぜながらストーリーが
展開します。

加賀刑事と父親、前原父と馬鹿息子、
ふたつの親と子の愛情と憎悪、痴呆、
嫁姑問題・・・

色々考えてしまいます。

最小限の登場人物ですが、加賀刑事の
人柄が良く伝わるようになってますね。
考え方、思いやり、共感すべきことが
多い人物です、加賀刑事は。

最後の数ページでは涙が出ました。


ただ、どう言えばいいんでしょうか。
この作品に対して、複雑な感情がありまして。

この先、見たい人だけどうぞ。



みなさん、痴呆老人の介護の経験はありますか?
作者の東野圭吾さんはどうなんでしょうね。

最後の展開はちょっと理解できないですねぇ。

私の家庭は、痴呆の身内の介護を20年以上して
来ました。『して来ました』と、私が偉そうに
言っててはダメですね。私の母が主に介護しま
したので・・・

最近は介護サービスも充実してまして、だいぶ
家族の負担も軽減されてますが、20年前はその
ような制度もなく、母は大変だったと思います。

老人介護を実生活で目の当たりにしてきたから
かも知れませんが・・・

この作品で、前原昭夫の母が痴呆を演じてた!
って設定が???

う~ん、この展開はちょっと強引ですかねぇ。
現実離してる感じがします。

ここがどうしても引っかかって。


リアルな描写で展開してきたストーリーが、一気
にフィクションへ! そんな感想です。
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私は・・・
私は、そこが親だなあと、実感したところでした。
親なら、そうするかもしれないと。
子供の荷物にはなりたくない。
でも、子供が間違った方向に行ってないか、見張ってないと。
この母親の気持ちを考えると涙が止まらなかった。
罪をもかぶる気でいたわけでしょ。
親ってすごいなって。
某友人 2009/10/20(Tue)00:58:53 編集
なるほど
某友人>

確かにそうなんだよねぇ。
俺もそうするかもしれない。
やっぱり、親ってそうなんだろうな。

ただ、どうしても、ばあちゃんのこと
とダブって・・・

同居で痴呆に気づかない?って
思ってしまってねぇ・・・

それと、なぜ事件を見てたのに、孫
とおばあちゃんの描写が全くない
んだろうと・・・ ここも気になるところ
でした。

また俺の中で、『百夜行』や『幻夜』のように「どうしても救いようがない」
結末を期待してたことも影響してた
りして・・・

ちなみに俺は、加賀刑事の落とし方
に涙しましたよ。
管理人 2009/10/20(Tue)08:32:16 編集
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